木造住宅等の火災共済の加入限度額の引き上げ
県民共済の火災共済は、物件所在地の県により木造住宅等の1坪当たりの加入限度額が60万円と70万円の2つの区分(鉄筋コンクリート造は70万円の1区分)に分かれていましたが、平成30年4月1日の制度改善により70万円に統一されました。
具体的には、埼玉、千葉、神奈川、愛知、滋賀、奈良、兵庫の各県民共済は、従来から木造住宅等の1坪当たりの加入限度額が70万円でした。
上記以外の各県の県民共済は、これまで木造住宅等の1坪当たりの加入限度額は60万で円した。
坪数に応じた加入限度額の新旧対照表は以下の通りです。
総坪数 | 加入限度額 | |
~平成30年3月31日 | 平成30年4月1日~ | |
1坪 (3.3㎡) |
60万 | 70万 |
5坪 (16.5㎡) |
300万 | 350万 |
10坪 (33㎡) |
600万 | 700万 |
15坪 (49.5㎡) |
900万 | 1,050万 |
20坪 (66㎡) |
1,200万 | 1,400万 |
25坪 (82.5㎡) |
1,500万 | 1,750万 |
30坪 (99㎡) |
1,800万 | 2,100万 |
35坪 (115.5㎡) |
2,100万 | 2,450万 |
40坪 (132㎡) |
2,400万 | 2,800万 |
45坪 (148.5㎡) |
2,700万 | 3,150万 |
50坪 (165㎡) |
3,000万 | 3,500万 |
55坪 (165㎡) |
3,300万 | 3,850万 |
60坪 (198㎡) |
3,600万 | 4,000万 |
67坪以上 (221.1㎡) |
4,000万 | 4,000万 |
なお、木造等の住宅の保障額に対する掛金(10万円当たり月払い7円、年払い80円)および住宅1棟の加入限度額4,000万円は変更ありません。
木造等の住宅の加入限度額の引き上げは、新たに火災共済に加入する場合だけでなく、既に火災共済に加入している場合も適用されます。
既に火災共済に加入していて、加入限度額を引き上げる場合は変更手続きが必要になりますので、お住いの県の県民共済へお問い合わせください。